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スター・ウォーズ「フォースの覚醒」公開で注目の関連銘柄7選!

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スター・ウォーズ,フォースの覚醒,エピソード7(写真=Getty Images)

 今年12月、10年ぶりに新作が公開される映画『スター・ウォーズ』。このシリーズを愛するファンは数知れないが、それだけに関連ビジネスの動向から目が離せない。

きめ細かな歴史設定に基づく、壮大なフィクション

 『スター・ウォーズ』はジョージ・ルーカスの構想を元に映画化された、スペースオペラのシリーズだ。物語は、辺境の惑星で奴隷の身分だった一人の少年アナキン・スカイウォーカーとその子供達の成長、銀河系の自由と正義の守護者ジェダイと、銀河系の悪と恐怖の信奉者シスとの攻防を描いている。

 また、その背景には、銀河規模の共同国家体である銀河共和国が銀河帝国にとって代わられ、その圧制に対する反乱によって「新共和国」が再び復活するという大きな流れがある。 

 このシリーズが1977年に第一作が公開されて以来、世界中の人々を魅了し続け、映画という枠を超えた史上空前のエンターテイメントと称されるに至ったのは、この物語がフィクションであるにもかかわらず、あたかも現実であるかのようにきめ細かな歴史設定に基づいているためだ。そうした作品の価値もさることながら、投資家としてはシリーズ関連銘柄の動向に注目をすべきだろう。

ゲオホールディングス <2681> 

 直営店を主軸に、ビデオ、CD、DVD、ゲームソフト、本などをレンタルしているゲオは、新品と同時にリサイクルや中古品も販売する多角的な経営方針を特徴としてきたことでも知られている。

 根強いファンを持つスター・ウォーズが、長年に渡って同社に大きな利益をもたらして来たことは、同社のレンタルソフト・メニューを見れば一目瞭然だが、10年ぶりという今回の『フォースの覚醒』は、待ち焦がれていたファンの間大きな波紋を招くはずだ。

オリエンタルランド <4661> 

 入園者数で世界有数の東京ディズニーランド(TDL)、東京ディズニーシーを運営するほか、ホテルや商業施設などでもサービスに定評を持つ同社は、TDLに『スター・ウォーズ』の世界を模したアトラクション『スター・ツアーズ:ジ・アドベンチャーズ・コンティニュー』を持っており、今回の新作公開に合わせて人気が再燃することが予想される。

 また、『アナと雪の女王』の例を待つまでもなく、ヒット映画のイベントは大きな効果を持つ。今回の映画公開に合わせたイベント開催も、十分に考えられるところだ

ソニー <6758> 

 海外でも絶大なブランド力を持つAV機器大手の同社は、金融や映画など、事業の多角化を進めているが、それらの中でも大きな位置を占めているのがゲームだ。

 ルーカスフィルムを買収したディズニーが今回の新作に力を入れているのは当然だが、ソニーもディズニーのイベントD23 Expo で、『ダース・ベイダー』デザインのスター・ウォーズ限定版 PlayStation 4 を発表している。

バンダイナムコホールディングス <7832> 

 バンダイとナムコが経営統合した、総合エンタメ企業の同社は、ゲームセンターで稼働中の大型ゲーム機『スター・ウォーズ:バトルポッド』を個人向けにも発売している。その価格は456万円と言うのだから、数あるスター・ウォーズ関連商品の中でも最大級の大型商品だ。

 また、特別カラーの筐体に本革シートやネームおよびシリアルナンバー入りプレートをあしらった1200万円の特別仕様「プレミアムエディション」も用意されている。

タカラトミー <7867> 

 玩具大手の同社は『トミカ』などの定番品を多く持つが、売上高が2012年3月期の1872億円をピークに3期連続で減少している。スター・ウォーズ製品の特設Webサイトでは、ダース・ベイダーやR2-D2など、映画の人気キャラクターのフィギュアを販売しており、今回の新作映画公開をスター・ウォーズ製品ヒットの足がかりにしたいところだろう。

SANKYO  <6417> 

 パチンコ・パチスロメーカーのSANKYOも、意外なスター・ウォーズ関連銘柄だ。スター・ウォーズデザインのパチンコ台は、発売直後の2009年3月期には主要機種中で販売台数トップの8万3千台となった実績もあるだけに、映画のヒットが売上増の起爆剤となる可能性がある。

ANAホールディングス <9202>  

 航空大手の同社もウォルト・ディズニー・ジャパンとライセンス契約を結び、スター・ウォーズの特別塗装を施したジェットを世界で唯一飛ばすという。LCCが台頭する中、スター・ウォーズジェットを飛ばすことでANAブランドの認知拡大や差別化によってインバウンド需要を取り込む狙いがあると考えられる。(ZUU online 編集部)

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